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  • 2020年10月3日に開催された「防災推進国民大会 2020」の様子(コロナ感染症対策のため、オンライン中継で行われた)。
    ➢ウェブサイトはこちら(http://bosai-kokutai.jp/)
  • 市町村より避難に関するリーフレットが各戸に配布された。住民自らが自宅の災害リスクを踏まえとるべき行動を判断するための「避難行動判定フロー」(上)、警戒レベル等の避難情報を読み解き避難するタイミングを判断するための「避難情報のポイント」(下)。
  • 「津波防災の日」「世界津波の日」の広告。この日付は、1854年11月5日、西日本に大規模な地震が発生した際、現在の和歌山県広川町の住民の一人が稲の束に火をつけて、暗闇の中を逃げる村人を安全な高台に誘導したという実話にちなんでいる。
  • 2019年の防災ポスターコンクールの「小学6年生・中学1年生の部」で防災担当大臣賞を受賞した作品。「ふりむくな とにかく急げ!」と書かれている。
  • 新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営の様子。布製パーティションや段ボールベッドなどを間隔をあけて配置し、ソーシャルディスタンスを確保している。

October 2020

皆で災害に備える

市町村より避難に関するリーフレットが各戸に配布された。住民自らが自宅の災害リスクを踏まえとるべき行動を判断するための「避難行動判定フロー」(上)、警戒レベル等の避難情報を読み解き避難するタイミングを判断するための「避難情報のポイント」(下)。

地震、津波、台風、洪水など自然災害が多い日本では、政府、地方自治体、市民などあらゆる主体が連携しながら、防災・減災対策を講じている。

国民の防災意識向上に関する普及・啓発活動

 「自らの命は自らが守る」意識を国民一人一人に醸成するためには、平時より自らが置かれた災害リスクを認識してもらい、緊急時にとるべき行動について理解してもらうことが重要である。このため、今年の4月、5月、集中的に災害に対応した的確・適時な避難行動を促すための普及啓発活動である「避難の理解力向上キャンペーン」を、あらゆる主体に参画いただき日本全国で展開した。

防災推進国民大会

2020年10月3日に開催された「防災推進国民大会 2020」の様子(コロナ感染症対策のため、オンライン中継で行われた)。
➢ウェブサイトはこちら(http://bosai-kokutai.jp/)

また、日本政府は、防災に取り組む団体、地方自治体、民間企業などと協力し、2016年から毎年、国内最大級の総合防災イベント「防災推進国民大会」を開催している。2020年10月3日には、第5回目となる「防災推進国民大会 2020」が開催された。今回はコロナ禍を踏まえ、オンラインでの開催となった。大会には国、地方自治体、研究機関、民間企業、NPOなど防災・減災に取り組む117団体が参加し、広島県知事と三重県知事の対談、防災の専門家によるディスカッション、防災教育や防災への先端技術の活用をテーマにしたプレゼンテーションなどが実施された。

津波防災の日

「津波防災の日」「世界津波の日」の広告。この日付は、1854年11月5日、西日本に大規模な地震が発生した際、現在の和歌山県広川町の住民の一人が稲の束に火をつけて、暗闇の中を逃げる村人を安全な高台に誘導したという実話にちなんでいる。
2019年の防災ポスターコンクールの「小学6年生・中学1年生の部」で防災担当大臣賞を受賞した作品。「ふりむくな とにかく急げ!」と書かれている。

2011年3月に発生した東日本大震災では、津波によって多くの命が失われた。国民の間に広く津波対策についての理解と関心を深めるため、日本は11月5日を「津波防災の日」と定めた。2015年には、同日を「世界津波の日」とすることが国連で決議された。

津波防災の日の前後の期間には、津波防災への国民の理解と行動を促進するため、津波防災に関するイベントや各地で避難訓練が実施される。

災害時の避難と新型コロナ感染症対策

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営の様子。布製パーティションや段ボールベッドなどを間隔をあけて配置し、ソーシャルディスタンスを確保している。

コロナ禍の下で災害が発生した場合には、避難者の密度を低くし、十分なスペースを確保するなど避難所における新型コロナウイルス感染症対策を徹底する必要がある。政府においては、避難所における新型コロナウイルス感染症対策に係る留意事項等について、避難所レイアウトの例なども作成し、自治体へ助言等を行っている。

住民の避難行動については、新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、危険な場所にいる人は避難することが原則であるが、安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はないこと、安全なホテルや親戚・知人宅も避難先となり得ることなど、避難において知っておくべき5つのポイント等を示したチラシ(14か国語に対応)を周知するなど、住民の理解を一層促す取組も実施している。

➢多言語版のチラシはこちら(http://www.bousai.go.jp/kokusai/evacuation_points/index_en.html)