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February 2020

天皇陛下の「即位の礼」

2019年10月22日、御即位を公に宣明されるとともに、その御即位を内外の代表がお祝いする「即位礼正殿の儀」が執り行われ、三権の長夫妻を始め国内各界の代表者や191の国・機関等の元首・祝賀使節夫妻、駐日外国大使など1,999名が参列しました。

天皇陛下は、「日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。」と宣明されました。続いて、「上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御(み)心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。」と述べられました。

天皇陛下からおことばを賜った後、安倍晋三内閣総理大臣が「私たち国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、心を新たに、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていくため、最善の努力を尽くしてまいります。」と寿詞を述べました。

御即位を披露され、祝福を受けられる「饗宴の儀」が、10月22日から31日にかけて4回挙行され、外国元首・祝賀使節等夫妻や駐日外国大使夫妻、三権の長夫妻を始め国内各界の代表者など2,021名が参列しました。また、11月10日には、国民に広く御即位を披露され、祝福を受けられる「祝賀御列の儀」が挙行されました。皇居・宮殿から赤坂御所までの間で、パレードが行われ、沿道には約11万9,000名の人々が集まりました。