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Highlighting JAPAN

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かまくら(仮訳)

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かまくらは、秋田県や新潟県の、小正月(1月15日頃)に行われる伝統行事です。雪でつくられた「家」の中に、「水神様」を祀り、家庭の幸せ、商売の成功、農作物の豊作を祈ります。この雪の家自体を「かまくら」とも呼びます。

特に有名なのが、秋田県横手市のかまくらです。横手のかまくらは約400年の歴史があると言われています。現在の、水神様が祀られたかまくらの中に子どもたちが集い、遊ぶという形は、明治時代(1868-1912)からの習わしのようです。かまくらの水神様にお参りに来た人々には、子どもたちが、甘酒と呼ばれる、米を原料とする甘くて温かい飲み物をふるまいます。毎年2月(今年は2月15日と16日)には、「雪まつり」が開催され、市内各所で高さ約3mのかまくらが、100基以上作られ、地元の人々や観光客をもてなす行事が行われています。また、市内各所に小さなかまくらも作られ、その中に、ろうそくが灯されます。横手市には、冬ではなくとも、一年中かまくらを見学できる場所があります。観光施設「かまくら館」では、零下10度に保たれた部屋で、横手の雪を使って作られた実物大のかまくらが一年中、保存されています。



問題1:かまくらでは甘酒の他に、正月に食べられる、ある食べ物が焼かれ、ふるまわれます。それは何でしょうか。

A. 牛肉

B. 魚

C. 餅




問題2:かまくらの語源には様々な説がありますが、その一つに、昔、台所にあった、あるものの形にかまくらが似ているからという説があります。それは、何でしょうか。

A. 鍋

B. かまど

C. テーブル







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