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総理動向

菅改造内閣(仮訳)

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2011年1月14日、菅総理は昨年9月17日に続き、二回目となる内閣改造を行った。

同日、初閣議を開催し、菅第二次改造内閣の基本方針を決定した。

基本方針には「本年を平成の開国元年ととらえ、明治維新や戦後に続き、貿易自由化や若者が参加する農業の再生などにより日本人全体が世界に向かって活躍することを目指す」、また、「国民が未来に対し希望を持てる社会を創るため、経済・財政・社会保障の一体的建て直しに誠心誠意取り組むとともに、『新成長戦略』の着実かつ早急な実現を図る」ことなどが盛り込まれた。

菅総理は、初閣議前の記者会見で、今回の内閣改造の目的は、経済の低迷、財政の悪化、不安な社会保障など、現在の日本が直面する厳しい状況を打破するための、内閣の体制の強化にあると説明した。

さらに「今、大きな課題としてあるのは、これから安心できる社会保障制度、これは制度の在り方と同時に持続可能なその財源をいかにしていくのか。この議論が必要であります」と菅総理は語った。

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