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トラックナンバー2(HTML版)

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」 vol.80(令和3年(2021年)7月発行)

トラックナンバー2

(タイトル:女性)

「家族の絆で勝つ!」ストップ、オレオレ詐欺

(イントロダクション:女性)

オレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の被害が後を絶ちません。被害者の約(およそ)9割は65歳以上の高齢者で、特に高齢女性の割合が高くなっています。そして、ほとんどの方が「自分はだまされない」と思っていたと言います。詐欺の電話は誰にでもかかってくる可能性があります。また、特殊詐欺にはさまざまな手口があり、かつ巧妙化しています。詐欺の手口と対策を知って、被害を防ぎましょう。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q:今回は特別に、タレントのコロッケさんにご登場いただきます。コロッケさんは警察庁から特別防犯支援官を委嘱されており、全国で相次ぐ特殊詐欺の被害を食い止めるため著名な方々により結成された警察庁のプロジェクトチーム、「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」、略してSOS47のメンバーとして活動されています。

A:警察庁特別防犯支援官のコロッケです。われわれSOS47は特殊詐欺の撲滅を目指して、詐欺被害の実態や被害防止対策を皆さんにお伝えする活動をしています。

Q:特殊詐欺の被害状況を教えてください。

A:はい。特殊詐欺とは、オレオレ詐欺をはじめ、不特定多数の人に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、金銭等をだまし取る犯罪の総称です。特殊詐欺の被害総額は、過去最高の566億円となった平成26年から少しずつ減ってはいますが、令和2年は285億円と依然として深刻な状況です。
その被害は大都市圏に集中しており、昨年の発生件数13,550件のうち、東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪・兵庫の7都府県が約(およそ)7割を占めています。

Q:被害はまだまだ深刻ですね。特殊詐欺の中でも、親族をかたるオレオレ詐欺の手口は広く知られていると思いますが、なぜだまされてしまうのでしょうか?

A:犯人は、最初の電話で「風邪をひいて喉の調子が悪い」、「携帯電話をなくして携帯番号が変わった」などと言い、自分を親族と信じ込ませ、新しい電話番号を登録させます。数日後、その電話番号から着信があり、「会社のお金を株に使い込んだ」「会社のお金が入ったバッグを失くした」など、お金が至急必要であると訴え、お金を用意させます。また、偽の息子の話を裏付けるように、警察官や同僚などを装った犯人の仲間から電話がかかってくる場合もあります。

Q:偽の息子以外の複数の人から電話がかかってくると、つい信用してしまいそうですね。

A:いやー、そうなんですよね。オレオレ詐欺の手口を聞いたことがあるにもかかわらず、息子がトラブルを起したと聞いて、焦りや何とか助けてあげたいという親心で冷静な判断ができなくなってしまう人が多いようです。オレオレ詐欺のほとんどが、子どもや孫など親族を名乗ってきますが、電話でお金の話が出たら、一旦電話を切りましょう。そして、慌てず、今まで使っていた息子や孫の番号に電話をして確認をしてみるか、他の家族に相談してみましょう。

Q:特殊詐欺には他にどんな手口があるのですか?

A:近年、キャッシュカードを狙った手口が多発しています。警察官や自治体職員、銀行員などを名乗り、「キャッシュカードが不正に利用されている」「預金を保護する手続をする」「医療費の払い戻しの手続きをするのでキャッシュカードを取りに行きます」などと言って自宅を訪れ、隙を見てキャッシュカードを盗み取ったり、だまし取ったりする手口の詐欺です。警察官や自治体職員、銀行員などが、暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを取りに来たりすることは絶対にありません。キャッシュカードや暗証番号を要求するのはすべて詐欺だと覚えておいてください。

Q:他人にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりしては絶対にだめ、ですね!
でも、公的機関の名前を出されると、つい信用してしまいそうで危険ですね。

A:いやー本当ですね。本当に気を付けてほしいです。他にも、自治体や税務署などの公的機関の職員を名乗る電話で、「税金の還付金があるのでATMでの手続きが必要です」などと言われ、指示通りにATMを操作すると、実際には犯人の口座に送金させられているという還付金詐欺という手口があります。ATMでお金が返ってくることは絶対にありません。また、税金などの還付金を受けられるというお知らせが電話で来ることはありません。不審な電話がかかってきたら、必ず家族や警察に相談しましょう。

Q:特殊詐欺にはさまざまな手口があるんですね。
被害にあわないために、自分でできることはどんなことですか?

A:特殊詐欺の始まりのほとんどが家庭の固定電話にかかってくる一本の電話です。その電話に出たことで多くの人がだまされている実態があります。まずは、そのような電話に出ないことが重要です。そのために、防犯機能を備えた電話機の導入が有効な対策のひとつとなります。

Q:初めて聞きました!その電話機には、どんな機能があるのですか?

A:はい。着信音が鳴る前に、相手に「この通話は防犯のため録音されます」といった警告をする機能を備えています。特殊詐欺の犯人は録音されることを嫌い、電話を切りますから、気づかないうちに迷惑電話を撃退できます。また、未登録番号からかかってきたときに、赤いランプで「迷惑電話に注意してください」といった警告を促すものもあります。若い世代の方々は、両親や祖父母の家への設置について、一緒に検討してみてはいかがでしょうか。具体的な機種を選ぶ際には、公益財団法人全国防犯協会連合会が推奨する「優良迷惑電話防止機器」を参考にして下さい。

Q:私は、日ごろから留守番電話に設定して、電話の相手を確認してから出るようにしています。

A:それも、簡単にできる効果的な方法の1つです。なるべく犯人と話す機会をつくらないようにしましょう。もし電話に出てしまっても、少しでもおかしいと思ったら、すぐに電話を切りましょう。

Q:離れて暮らす両親や祖父母が心配です。その他に対策はありますか?

A:両親や祖父母など、家族が離れて暮らしている場合には、普段からこまめに電話をして近況を聞いたり、詐欺被害を話題にして注意を呼び掛けたりするなどコミュニケーションを密にしておきましょう。また、家族にしかわからない合言葉を決めておけば、家族を名乗る電話でも合言葉で確認ができます。何か不審な電話があれば、高齢者がすぐ家族に相談できる環境作りが詐欺対策に有効なのです。

(エンディング:女性)

あなたや、あなたの大切な人の財産をねらう特殊詐欺。特殊詐欺の被害にあわないために大切なこと、それは、電話機の防犯機能を活用して特殊詐欺の電話をとらないこと、電話でお金やキャッシュカードの話が出たら一旦電話を切ること、そして日頃から離れた家族ともコミュニケーションを取っておくことです。詐欺の手口は巧妙化しています。自分は大丈夫、自分の家族は大丈夫と過信してはいけません。高齢者だけに対策を任せるのではなく、ぜひ家族からも注意を呼び掛けて下さい。家族の絆で特殊詐欺の被害を防ぎましょう。
警察庁のウェブサイトでは、このほかにも詐欺の様々な手口や対策についてご紹介しています。「SOS47」で検索してみてください。また、不審な電話、メールを受けた時や被害に遭ったなど困ったときは、警察相談専用電話「♯9110」やお近くの警察署へお電話ください。
皆さん、本当に気を付けてくださいね。そうですよね?淡谷のり子先生?
そうなの。気を付けるしかないのよ。本当に、気を付けてちょうだい。そうでしょ?美川さん?
気を付けるのよぉ。ねぇ?福山さん?
みんなぁ、気を付けてくださぁい!ねぇ?武田鉄也さん?
はい。あー、皆、いろいろ気を付けることが沢山ある世の中ですからね、本当に、「家族が家族を守る」、これを大事にしてくださいね。はい、本当に気を付けてください。
コロッケでしたー!


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