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平成25年9月24日から27日まで安倍総理はカナダ・米国を訪問しました。カナダではスティーブン・ハーパー首相と首脳会談を行いました。また、米国では第68回国連総会に出席し、一般討論演説を行いました。
「私はここに、日本を今まで同様、いえ、世界はいよいよ悲劇に満ちているのですから、むしろこれまで以上に、平和と、安定の力としていくことを、お約束します。新たに「積極的平和主義」の旗を掲げようとするものです。」と述べました。
また安倍総理は、紛争の予防と解決、平和構築に至る全段階で、女性の参画を確保するとともに、紛争下、危険にさらされる女性の権利、身体を守る対策に、努めてまいるつもりであり、日本政府は、これらの目的のため、今後3年、30億ドルを超すODAを実施することを述べました。
平成25年10月7日、APEC首脳会議のためインドネシアを訪問している安倍総理は、APEC・CEO サミットで基調講演を行いました。
「日本には、エネルギー不足や公害など様々な制約を克服しながら、高度経済成長を成し遂げた経験があります。私達には、こうした経験と技術を、惜しむことなく共有する意志があります。
企業の皆さん。皆さんの国で、これから進むであろう、インフラ整備や都市開発。日本は、技術と経験で貢献する意志があります。そのパートナーは、現地に根をはっている「皆さん」です。投資家の皆さん。ここに投資のチャンスがあります。
「APEC精神」のもとに、地域の技術・知恵・資金を結集することで、世界最先端のインフラづくりを進めます。」
10月9日、ブルネイ・バンダルスリブガワンにおいて、安倍総理出席の下、第16回日・ASEAN首脳会議が開催されました。
安倍総理は、日本は対ASEAN関係を重視しており、日・ASEAN友好協力40周年である本年、ASEAN加盟10カ国をすべて訪問したいとの意向を表明した。また、本年12月に東京で開催される日・ASEAN特別首脳会議では、日本とASEAN関係の強化とその方向性について議論したいと述べました。また、ASEAN首脳が日・ASEAN友好協力40周年にふさわしい意義ある訪問であったと実感できるよう準備をしていること、特別首脳会議における最も重要な成果は、日本とASEANの将来を方向付けるビジョンを世界に示すことである旨述べました。
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