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総理動向

安倍総理、アメリカ合衆国訪問(仮訳)

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2013年、2月21〜24日、安倍総理は、アメリカ合衆国を訪問し、22日、ホワイトハウスにおいてバラック・オバマ大統領と首脳会談を行った。その後、市内のホテルにおいて内外記者会見を行った。記者会見で安倍総理は、首脳会談の成果について、次のように述べた。

「第1にまず安全保障でありますが、わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを踏まえ、日本は米国と共に責任を果たしていく決意をオバマ大統領との間で完全に認識を共有をいたしました。具体的には集団的自衛権、防衛費の増額、防衛大綱の見直しなど同盟強化に向けたわが国自身の取り組みを大統領にお話しをいたしました。また、日米間で幅広い分野で防衛協力を進めていくことについて一致をいたしました」

「第2に地域情勢についてでありますが、日米同盟を基礎にアジア太平洋地域が力ではなく、法の支配に基づいたものになるよう日米が協力をしてゆくことで大統領と意見が一致をいたしました。北朝鮮の核実験については追加的制裁を含む新たな安保理決議を速やかに採択するなど、断固とした措置をとるべく、引き続き緊密に連携をしていくことを確認いたしました。また拉致問題の解決に向けた強い意志を伝え、改めて大統領の理解と支持を得ました」

「第3に、経済であります。日本経済の再生を成し遂げることが安倍内閣の優先課題でありますが、三本の矢について説明し、歓迎していただきました。強いリーダーシップを期待しているとのお話があり、日本経済の再生は日米両国、さらには世界にとって有意義であるとの認識を共有いたしました。TPPに関してはその意義や、それぞれの国内事情も含め、じっくりと議論をいたしました」

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