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国際通貨基金・世界銀行年次総会総理主催レセプション/

ノーベル賞受賞山中教授、表敬(仮訳)

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国際通貨基金・世界銀行年次総会総理主催レセプション

国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会が2012年10月9日から14日まで東京で開催され、 世界188カ国から1万人以上が参加した。日本での開催は1964年以来2度目である。10月12日、野田佳彦総理はレセプションを主催した。野田総理はあいさつの中で次のように述べた。

「日本は大きく変貌しましたが、半世紀前も現在も変わらないものが2つあります。1つ目は、『世界の皆様に支えられている、絆に裏付けられた不屈の精神』です。1964年の開催当時は、戦後の焼野原から日本が立ち上り、国際社会からの支援に対する感謝の想いを胸に、総会を誘致しました。2012年の東京総会は、日本が東日本大震災からの復興に全力を挙げている途上にあります。国際社会のご支援と励ましに感謝をしながら、復興に取り組んでいる『日本の今』を世界の皆様に見てもらいたい」

「半世紀前と変わらない2つ目は、『国際協調と自由な経済交流の大切さを日本が確信として持っている』という点です。日本が戦後に大きく成長することができたのは、IMF・世銀が体現する国際協調と自由な経済交流の賜物であります。そして、世界経済が直面する困難を乗り越えて行くためにも、今こそ、国際協調と自由な経済交流の重要性は増していると思います。そうした揺るぎない信念を基に、これからもIMF・世銀の活動に対し、知識のみならず資金も含めて日本は大きく貢献をしていく決意であります」


ノーベル賞受賞山中教授、表敬

10月12日、野田総理は総理大臣官邸で、iPS細胞の作製に関する業績が評価され、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授による表敬を受けた。

野田総理のお祝いの言葉に対し、山中教授は、「本当に私個人の受賞ではなくて、日本全体で受賞させていただいた」とお礼の言葉を述べた。また、野田総理は、「今後に期待をされている方が沢山いらっしゃいますから、責任は重たいと思いますけれども、本当に実用化がきちっと出来るような方向に向けて、我々も一生懸命後押ししていきたい」と述べた。

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