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Highlighting JAPAN

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特集国際社会における日本のグローバル人材育成

国際社会における日本のグローバル人材育成(仮訳)

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現在、私たちは、政治、経済、文化など様々な分野で、人、物、資金、情報が国境を越えて、流動する時代を迎えている。一方で、人口、環境、エネルギー、災害、公衆衛生などといった問題は、もはや世界規模で捉えることが不可欠な状況に置かれている。このようなグローバル化した世界の経済・社会にあって、国際的に活躍できる「グローバル人材」を継続的に育成することは、日本経済の成長の維持とともに、世界の課題解決への貢献にもつながるだろう。

このような背景を受け、日本では、グローバル人材育成に対応する様々な取り組みが政府、企業、学校で行われている。例えば、初等中等教育における英語教育の一層の充実、大学生の留学支援、若手社員の海外研修の義務づけといったことが進められている。さらに、近年は、多くの大学が留学生の受入数を増加させており、日本企業も留学生を積極的に採用する動きが見られる。

今月の特集記事では、国際社会に向けて、様々なフィールドで現在進められている、人材育成プログラムや活動について取材を行った。最初に、日本で最もグローバル化が進んだ研究機関の一つ、千葉県柏市の東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構を紹介する。

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