泉佐野市(平成29年12月13日開催)
- 出席大臣等
- 上川法務大臣

実施府省庁 |
法務省 |
 |
開催日時 |
平成29年12月13日(水)14:45~16:05 |
開催場所 |
関西国際空港内関西エアポート(株)1階会議室
(大阪府泉佐野市) |
テーマ |
「観光先進国に向けて~入国審査に期待すること~」 |
参加者数 |
11名 |
プログラム |
・上川法務大臣挨拶
・参加者との意見交換 |
リンク先 |
・法務省ホームページ
・開催の様子(動画) |
車座ふるさとトークでの主なご意見
- 旅行会社の営業所では、到着便が重なる時間帯は最大限のスタッフで対応しても行列ができてしまう。入国審査場も時間帯によっては同様の状況に見受けられる。入国管理局においても、スタッフ全体での助け合いでシフトを考えながら運営していくようお願いしたい。
- 入国審査に時間がかかって疲れてしまって、この後ここに行こうと思ったのに行けなかった、という話も聞く。入国審査にかかる時間が短ければ短いほどお客様の疲れも少なくなり、その分色々な所に買い物等に行っていただくことができて、経済もうまく回っていくのではないか。
- 関西空港において、お客様の満足度を阻害することは何かというアンケート調査を実施している。どのお客様も筆頭に上げるのは手続、チェックイン・カウンター、保安検査場、入国審査場等列ができる場所での待ち時間であり、これが満足度を下げている最大の要因だということは共通かつ圧倒的な意見。最近は、バイオカート(※1)の導入、増員、ブース増設により入国管理局の体制が相当強化されたので、改善されて非常に良くなっている。
- ガイド60名及び通訳案内士にアンケートを取った際にプライベート・ジェットで関西空港へ来た重要なポストにおられる方が、いわゆるファーストレーンでなく一般ブースに並ばされ、大変不便な思いをしたという意見があった。
- 訪日外国人の方が最初に日本に対し思い描いているイメージは、安心で安全、そして綺麗な国だということ。入国審査官が短い時間で行う厳しい審査と、そこで見抜く力が、実際に安心と安全を守っていると日々感じる。
- 入国審査にはスピード感を持てということだが、入国審査は本当に水際であり、やはりここでテロリストや世界で問題になっている人達をうまく選別いただくことが大事なので、そのための取組を更にやっていく必要がある。
関西の特徴として、旅行者の7、8割が中国、韓国、台湾の方であり、英語だけではなかなかうまくいかない。大阪全体でも、電車内、相談窓口、表示等は、中国語や韓国語を使って案内しているが、入国審査の多言語化といった取組もお願いできればと思う。
- 訪日外国人が増加する中で、災害時に政府としてどのように外国の人々を救うのかはとても大きな課題だと思う。
- 外国の方が日本に訪れて最初に接するのは入国審査官を含む空港スタッフであるので、日本人と日本の第一印象を決めるのはやはり空港スタッフだと思う。短時間の審査では難しいかもしれないが、一瞬でも笑顔で接したり、温かく旅行客を迎え見送るというおもてなしがあれば、また日本に来たいと思ってもらえるのではないか。災害時の対応も含め、あらゆるトラブルに臨機応変かつ冷静に対処できる方がいれば、素晴らしいことではないか。
- 入国審査に関する意見として「入国審査官が怖かった」、「書類に不備があって指摘を受けた時の対応があまり良い印象ではなかった」などの声を頂くことが多い。LCCの就航にともなって、海外旅行自体が初めてで入国審査がどういうものなのかを理解していない方が増えてきている。入国審査官は毅然とした態度で対応しているのだとは思うが、お客様の感じ方によっては日本の印象を下げてしまっていることもあると思う。審査に対する認識を深めるためにも、例えば待ち時間に審査手続について周知したり、多言語に対応するなどの改善をしていかないといけないと思う。
- 顧客満足度を上げることが一番大事。海外旅行に行った時に入国審査で怖い顔をされると、その時点で怖い国というイメージが定着してしまうので、笑顔で接するということが大事。
- 挨拶は良いと思うが、笑顔は業務的にしっくりこない。私は自動化ゲート(※2)に登録しているが、ストレスもなく快適。人と接する際のヒューマンエラーを減らせているので、そういった取組も素敵だと思う。
※1:バイオカートとは、上陸審査待ち時間を活用して個人識別情報を事前に取得するための機器
(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00110.html)
※2:自動化ゲートとは、パスポートと指紋の照合により本人確認を行い、自動的に出入国手続きを行うことができるシステム
(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00111.html)
泉佐野市(平成29年12月13日開催)
- 出席大臣等
- 上川法務大臣

実施府省庁 |
法務省 |
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開催日時 |
平成29年12月13日(水)14:45~16:05 |
開催場所 |
関西国際空港内関西エアポート(株)1階会議室
(大阪府泉佐野市) |
テーマ |
「観光先進国に向けて~入国審査に期待すること~」 |
参加者数 |
11名 |
プログラム |
・上川法務大臣挨拶
・参加者との意見交換 |
リンク先 |
・法務省ホームページ
・開催の様子(動画) |
車座ふるさとトークでの主なご意見
- 旅行会社の営業所では、到着便が重なる時間帯は最大限のスタッフで対応しても行列ができてしまう。入国審査場も時間帯によっては同様の状況に見受けられる。入国管理局においても、スタッフ全体での助け合いでシフトを考えながら運営していくようお願いしたい。
- 入国審査に時間がかかって疲れてしまって、この後ここに行こうと思ったのに行けなかった、という話も聞く。入国審査にかかる時間が短ければ短いほどお客様の疲れも少なくなり、その分色々な所に買い物等に行っていただくことができて、経済もうまく回っていくのではないか。
- 関西空港において、お客様の満足度を阻害することは何かというアンケート調査を実施している。どのお客様も筆頭に上げるのは手続、チェックイン・カウンター、保安検査場、入国審査場等列ができる場所での待ち時間であり、これが満足度を下げている最大の要因だということは共通かつ圧倒的な意見。最近は、バイオカート(※1)の導入、増員、ブース増設により入国管理局の体制が相当強化されたので、改善されて非常に良くなっている。
- ガイド60名及び通訳案内士にアンケートを取った際にプライベート・ジェットで関西空港へ来た重要なポストにおられる方が、いわゆるファーストレーンでなく一般ブースに並ばされ、大変不便な思いをしたという意見があった。
- 訪日外国人の方が最初に日本に対し思い描いているイメージは、安心で安全、そして綺麗な国だということ。入国審査官が短い時間で行う厳しい審査と、そこで見抜く力が、実際に安心と安全を守っていると日々感じる。
- 入国審査にはスピード感を持てということだが、入国審査は本当に水際であり、やはりここでテロリストや世界で問題になっている人達をうまく選別いただくことが大事なので、そのための取組を更にやっていく必要がある。
関西の特徴として、旅行者の7、8割が中国、韓国、台湾の方であり、英語だけではなかなかうまくいかない。大阪全体でも、電車内、相談窓口、表示等は、中国語や韓国語を使って案内しているが、入国審査の多言語化といった取組もお願いできればと思う。
- 訪日外国人が増加する中で、災害時に政府としてどのように外国の人々を救うのかはとても大きな課題だと思う。
- 外国の方が日本に訪れて最初に接するのは入国審査官を含む空港スタッフであるので、日本人と日本の第一印象を決めるのはやはり空港スタッフだと思う。短時間の審査では難しいかもしれないが、一瞬でも笑顔で接したり、温かく旅行客を迎え見送るというおもてなしがあれば、また日本に来たいと思ってもらえるのではないか。災害時の対応も含め、あらゆるトラブルに臨機応変かつ冷静に対処できる方がいれば、素晴らしいことではないか。
- 入国審査に関する意見として「入国審査官が怖かった」、「書類に不備があって指摘を受けた時の対応があまり良い印象ではなかった」などの声を頂くことが多い。LCCの就航にともなって、海外旅行自体が初めてで入国審査がどういうものなのかを理解していない方が増えてきている。入国審査官は毅然とした態度で対応しているのだとは思うが、お客様の感じ方によっては日本の印象を下げてしまっていることもあると思う。審査に対する認識を深めるためにも、例えば待ち時間に審査手続について周知したり、多言語に対応するなどの改善をしていかないといけないと思う。
- 顧客満足度を上げることが一番大事。海外旅行に行った時に入国審査で怖い顔をされると、その時点で怖い国というイメージが定着してしまうので、笑顔で接するということが大事。
- 挨拶は良いと思うが、笑顔は業務的にしっくりこない。私は自動化ゲート(※2)に登録しているが、ストレスもなく快適。人と接する際のヒューマンエラーを減らせているので、そういった取組も素敵だと思う。
※1:バイオカートとは、上陸審査待ち時間を活用して個人識別情報を事前に取得するための機器
(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00110.html)
※2:自動化ゲートとは、パスポートと指紋の照合により本人確認を行い、自動的に出入国手続きを行うことができるシステム
(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00111.html)