このページの本文へ移動

成年年齢の引下げ

2022年4月。
18・19歳で新成人になるみなさへ。

大人になるとは、どういうことでしょうか。
責任は増えます。
大人としての自覚を持って行動しなければ
いけません。
ですが、できることも確実に増えます。
自分の意志で決めて、自分の足で未来を
つくっていくことができます。
大人になるということは、チャンスが広がる
ということでもあるのです。

自分たちの力で立ち向かい未来をつくりだす、
東京リベンジャーズのキャラクターたち。
決して諦めない信念を持った彼らとともに、
新成人のみなさんを応援していきます。

何があっても自分を信じて…
みなさんだけの
新しい未来を切り開いていってください。

成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とした
「民法の一部を改正する法律」が、2022年4月1日から施行されます。

TVCM「新成人たちよ、未来をつくれ。」篇

新成人を迎える君の決意が
東京リベンジャーズの「決意の旗」になる!

#18解禁決意の旗 完成

ご応募頂いた決意を、
東京リベンジャーズの旗にして、
渋谷駅構内の交通広告に掲出しました。
新しい未来へ向かう、
みなさんを応援しています。

  • ・ 掲出期間:2022年2月28日~3月13日
  • ・ 掲出場所:東急田園都市線渋谷駅田都渋谷ビッグ20
    (B2階ハチ公改札付近コンコース)

※駅及び駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。

#18解禁決意の旗

成年年齢引下げって?

  • タケミチの画像

    そもそもなんで18歳で大人になるんだ?

    ナオトの画像

    タケミチくんは大人なのに、そんなことも知らないんですか?

    投票権年齢や成年年齢など、18歳以上の人たち大人として扱おうとする大きな流れがあるんです。

    「18歳で大人の意義」篇

  • 成人になったら一度結んだ契約は一度結んだ契約は取り消せないんだよ。お金の管理も、自分の責任自分の責任やらなきゃ

    ヒナの画像
    タケミチの画像

    しっかりしてるなあ…18か…よし、今からちゃんと貯金して!形に残るプレゼントをあげたい…成人になったら何ができるんだ?

    「成人になってできること」篇

  • 18になったらオレらは大人になる‼︎

    マイキーの画像

    でも18になってもまだ、オレらが手ェ出したら、いけねえモンがあんだ‼︎

    「18歳でしてはいけないこと」篇 

  • いつからこんなになっちまったんだろう。儲かるって言われて、金のために、友達誘って利用して…

    アッくんの画像
    タケミチの画像

    アッくん、それってマルチ商法じゃねぇか…やめちまえよ!

    「うまい儲け話に注意」篇

他にも気になる、身近な疑問にお答えします!
成年Q&A

我が国における成年年齢は、明治9年以来20歳とされていましたが、近年、公職選挙法の選挙権年齢や憲法改正国民投票の投票権年齢を18歳と定めるなど、18歳、19歳の若者にも国政の重要な判断に参加してもらうための政策が進められてきました。
こうした中で、市民生活に関する基本法である民法でも、18歳以上を大人として扱うのが適当ではないかという議論がなされ、成年年齢が18歳に引き下げられることになりました。
なお、世界的にも成年年齢を18歳とするのが主流となっています。

成年年齢の引下げによって、18歳、19歳の方は、親の同意を得なくても様々な契約をすることができるようになります。
例えば、携帯電話を購入する、一人暮らしのためのアパートを借りる、クレジットカードを作成する、ローンを組んで自動車を購入する、といったことができるようになります。
他方で、親の同意がない契約を簡単に取り消すことはできなくなります。
また、親権に服することがなくなる結果、自分の住む場所(居所)や、進学や就職などの進路について、自分の意思で決めることができるようになります。もっとも、これらについて、親や学校の先生の理解を得ることが大切なことに変わりはありません。

成年年齢が18歳に引き下げられても、お酒を飲んだりたばこを吸ったりすることができるようになる年齢は、20歳のままです。
また、公営競技(競馬、競輪、オートレース、モーターボート競走)の年齢制限についても、20歳のまま維持されます。
これらは、健康面への影響や非行防止、青少年保護などの観点から、従来の年齢要件を維持することとされています。

女性の婚姻開始年齢(結婚することができるようになる年齢)についても見直しをしています。婚姻開始年齢は現在、男性18歳、女性16歳とされていますが、女性の婚姻開始年齢は18歳に引き上げられ、結婚できるのは男女ともに18歳以上となります。

未成年者の場合、契約には親の同意が必要です。もし、未成年者が親の同意を得ずに契約した場合には、民法で定められた「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができます。
成年に達すると、親の同意がなくても自分で契約ができるようになりますが、簡単に取り消すことはできなくなります。つまり、契約を結ぶかどうかを決めるのも自分なら、その契約に対して責任を負うのも自分自身になります。
契約には様々なルールがあり、そうした知識がないまま、安易に契約を交わすとトラブルに巻き込まれる可能性があります。社会経験に乏しく、保護がなくなったばかりの成年を狙い打ちにする悪質な業者もいるので、注意が必要です。

契約とは、「売買」や「貸借」、「雇用」などの、当事者双方の意思表示が合致することによって成立するもので、この合意は口頭でも成立します(契約内容を明確にし、合意した内容を確認できるようにするために、契約書を作成します)。
契約が成立すると、契約をした当事者には、それぞれ権利と義務が発生します。
「成年になると、自由に契約を結べるようになる」ということは、契約によって成り立つ社会に参加ができるということです。

消費者トラブルに巻き込まれた場合や困ったことが起きた場合には、一人で悩まず、次のような窓口に相談してください。

●消費者ホットライン「188(いやや!)」
地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。
*相談窓口につながった時点から、通話料が発生します(相談は無料です)。

●法テラス(日本司法支援センター)
法的トラブルの解決に役立つ法制度や相談窓口を無料で紹介します(通話料が発生します)。
0570-078374(IP電話からは:03-6745-5600)
【平日】午前9時~午後9時 【土曜日】午前9時~午後5時 ※祝日・年末年始を除く。

成人式の対象年齢、時期や在り方に関しては、現在、法律による決まりはなく、各自治体の判断で実施されていますが、多くの自治体では、1月の成人の日前後に、その年度に20歳になる方を対象に実施しています。
成年年齢が18歳に引き下げられた後、成人式も18歳の方を対象に実施するのか、18歳を対象とする場合は、高校3年生の1月という受験シーズンに実施するのかといった課題があると指摘されています。
最終的には何歳のどの時期に成人式を行うかについては自治体の判断になりますが、政府としては、各自治体が地域の実情に応じた対応をすることができるよう、関係者の意見や各自治体の検討状況を取りまとめた上で情報発信してきたところです。
なお、最新の調査によれば、これまで通り、20歳又は21歳を対象として成人式を開催する自治体が多いとの結果が得られています。
詳しくは法務省ウェブサイト外部リンクアイコンをご覧ください。

大人になるってこんなことも!
成年ヒヤリエピソード

こわいなぁ…!

タケミチの画像
マイキーの画像

安心しろタケミっち。
オレたちには相談窓口がある!

トラブルに巻き込まれてしまった時は
相談窓口

消費者トラブルに巻き込まれた場合や困ったことが起きた場合には

消費者ホットライン
188(いやや!)」

地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。

※相談窓口に繋がった時点から、通話料が発生します。(相談は無料です)

法的トラブルでお悩みの方は

日本司法支援センター
(法テラス)

法的トラブルの解決に役立つ法制度や相談窓口を無料で紹介します。(通話料が発生します)

0570-078374
(IP通話からは:03-6745-5600)

【平日】午前9時〜午後9時
【土曜日】午前9時〜午後5時

※祝日・年末年始を除く。

※メールによるお問い合わせは法テラスホームページで24時間受付中。

大人になる
君へのメッセージ

消費者庁では、成年年齢引下げの
意義や消費者被害防止について
自ら考えていただくことを目的として、
若い世代を始めとする様々な方から動画
を募集するイベントを実施しました。

若い世代の皆さんが18歳から大人になるにあたってワクワクしていること、
不安なこと、気を付けたいことなど感じていることや
18歳から大人になる方へのエールなどを、
ゆりやんのラップに合わせた動画で表現してくれました!

マイキーの画像

自分の足で、
自分の未来
つくっていこうぜ!

成年年齢
ー大人になる君へのメッセージー

詐欺被害
ーお金と契約と友達とー

タケミチの画像

うまい話とか儲け話とか、
そんなのにぜってえ
惑わされんな!

新成人の親世代の皆様へ

今後は、18歳になると親の同意なく契約を結べるようになりますが、
簡単には取り消すことができなくなります。悪質商法には注意が必要です。

ナオトの画像

大人の先輩として、
伝えてあげてください。

新成人の親世代の皆様向け
成年Q&A

未成年者は父母の親権に服しますが、成年になると親権に服さなくなります。したがって、2022年4月1日以降は、18歳、19歳の新成人は親権に服さないことになります。

未成年者が契約するときは、親などの法定代理人の同意が必要とされており、その同意がない契約は原則として取り消すことができます(=未成年者取消権)。
成年になると親の同意なく契約できる反面、未成年者取消権は適用されず、契約から生じる責任を果たさなくてはなりません。そのため、保護のなくなった新成人が悪質商法のターゲットになる可能性があります。
そうした消費者トラブルに遭わないためには、未成年のうちから、契約に関する知識を学び、様々なルールを知った上で、その契約が必要かよく検討する力を身につけておくことが重要です。

養育費は、子供が未成熟であって経済的に自立することを期待することができない場合に支払われるものなので、子供が成年に達したとしても経済的に自立していない場合には、養育費の支払義務を負うことになります。
「子供が成年に達するまで養育費を支払う」との取決めが行われていたとしても、取決めが行われた時点の成年年齢が20歳だとしたら、成年年齢が引き下げられたからといって、養育費の支払期間が「子供が18歳に達するまで」ということになるわけではありません。

更新情報

  • 2022.02.28

    「#18解禁決意の旗 交通広告」の情報をアップしました。

  • 2022.02.07

    「#18解禁決意の旗キャンペーン」の応募が終了しました。

  • 2022.02.03

    大人になる君へのメッセージに「ゆりやんとみんなのラップ動画vol.2」をアップしました。

  • 2022.02.03

    広報ギャラリーに「週刊少年マガジン広告」(全4回分)をアップしました。

  • 2022.01.07

    公式サイトをオープンしました。

ページトップ
に戻る