特集
アダルトビデオ出演強要問題・
「JKビジネス」問題等
相談事例⑤ お金がないので「アイドルカフェ」・・・本当はしたくない
相談内容
アイドルカフェで働くも・・・
「アイドル」が店員をしていると宣伝するアイドルカフェで働いていたが、客から体を触られることがあった。イヤだったが、被害をお店に相談できない状況だった。次第に体調不良になり、辞めて普通の仕事をしたいと思っていたが、体調が不安定のため自信がなかった。お金もなく、その時は自分が被害をうけているという認識もなかったため、警察や医療機関への相談もしなかった。
お金がなく裏オプション
体調不良が続き暮らしもままならなくなってしまい、死を意識するなど負の連鎖にはまってしまった。お金がないために店が定めるオプション以外のサービス、いわゆる「裏オプション」などをして、さらに精神的ダメージを受けた。
虐待家庭であったため親からの援助はなく、お金や生活のことで相談できる人もいなかった。
支援内容
支援団体に相談があり、相談者との関係性を作っていきながら、本人に「無理をしなくてよい。ギブアップしよう」とアドバイスをした。
店との連絡を絶つため携帯番号を替え、支援団体を通じて婦人相談所に相談し、福祉制度を利用して生活の立て直しを行った。
相談員からみなさんへ
お金がなく生活が苦しい、という弱みにつけこんで、「裏オプション」として性的なサービスをさせる店側の手口です。心身ともにダメージを受け、相談することも難しくなっているかもしれませんが、一緒に考えてくれる人がいます。一人で悩まず相談してください。
みなさまのご意見をお聞かせください。
みなさまのご意見をお聞かせください。(政府広報オンライン特集・お役立ち記事)