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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和3年(2021年)3月28日・3月29日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

お子さんのインターネットの利用はルールを決めてしっかりと!(文字で読む)

ゲスト
  • 内閣府
    政策統括官(政策調整担当)付 参事官(青少年環境整備担当)
    小山 巌
柴田
今日のゲストは、内閣府青少年環境整備担当参事官の小山巌さんです。
柴田
この春から新しく、自分のスマートフォンやタブレットを持つ小中高生や、コロナ禍で長時間、家でインターネットを利用していたという小中高生も多いと思いますが、お子さんのインターネット利用について、どのような取組をされているのか教えてください。
小山
内閣府では、毎年2月から5月までを「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の期間に設定しています。卒業・進学・入学の時期に合わせて、関係省庁などと連携し、小中高生やその保護者の方に安全・安心なインターネットの利用を呼びかけています。
のり
初めて自分のスマートフォンでSNSを使ったりして、楽しくて、嬉しいでしょうね。
小山
スマートフォンはもちろん、ゲーム機でも多くの子供がインターネットを利用するようになっています。コロナ禍で、オンライン授業やタブレットでの学習など、勉強のスタイルも変わってきているので、遊びだけでなく、学習としてのインターネット利用の時間も増えています。
のり
この一年は、オンラインでの学習がかなり進みましたよね。
小山
その一方で、スマートフォンなどの長時間利用によって、生活習慣の乱れが見られるようになっています。また、スマートフォンなどの不適切な利用によって、プライバシー侵害などの加害者や被害者になるケースも発生しています。
柴田
12月の放送でSNSトラブルを取り上げましたが、子供がトラブルに巻き込まれることもありますからね。
小山
そこで今日は、子供の安全・安心なインターネット利用について、保護者の方に特に注意していただきたい点をお伝えします。
のり
入学や進学で生活スタイルが変わる今だからこそ、考えるにはよいタイミングですよね。
柴田
子供の安全・安心なインターネット利用では、何が大事でしょうか?
小山
お子さんが安全に安心してインターネットを利用できるように、保護者の方が環境作りをする「ペアレンタルコントロール」が大事です。お子さんにインターネットを利用させる時には、まずペアレンタルコントロールを意識してください。
のり
「コントロール」って、保護者の方が制御してしまうことでしょうか?少し厳しい感じがしますが。
小山
いえ、厳しくお子さんを縛り付けるものではありません。子供のインターネットの利用時間が増えているということをお話しましたが、1日どれくらいだと思いますか?
のり
どうなんだろう。
小山
令和2年度のデータでは、10歳から17歳の小中高生の平均は、およそ3時間半になります。ただ、令和元年度は、およそ3時間だったので、利用時間は増えています。
のり
子供は、学校に行って勉強したり、遊んだり。大きくなれば部活に参加したり塾に行ったり。そして帰ったら夕飯・お風呂・宿題、結構忙しいですよね。
柴田
そんな中で3時間半はけっこう大きいのかもしれませんね。
小山
子供の時は、いろいろな経験をすることがとても大切ですので、保護者の方に着目いただきたいのは、インターネットの利用時間だけでなく、SNS、ゲーム、動画視聴など、その中身です。
柴田
利用時間だけで判断をしないということですね。
小山
そのとおりです。
のり
保護者の方は、お子さんのスマートフォン利用の内容をどのように把握したらよいですか?
小山
スマートフォンに入っている「スクリーンタイム」や「Digital Wellbeing」といったツールで、アプリごとに利用時間の確認ができます。日曜の朝などに、「今週のスマートフォンの利用時間はこれくらいでした、その中でもエンターテインメントは何時間何分、SNSは何時間何分利用しました」といったデータが、スマートフォンの画面で確認できます。
柴田
保護者の方は、お子さんがどのアプリをどれくらい使っているかよく分かりますし、お子さん自身も、こんなに長く使っていたのか、と気付くきっかけにもなります。ほかに、お子さんのスマートフォン利用で使える機能はありますか?
小山
フィルタリングという機能があります。アダルトサイト、違法サイト、薬物などに関する有害な情報を、あらかじめ閲覧できないように遮断してくれる仕組みのことです。スマートフォンの販売店でも設定してもらえます。「あんしんフィルター」や「iフィルター」といったフィルタリングソフトはご存じですか?
柴田
これは学校で習ったので知っています。
小山
フィルタリングソフト以外でも、iPhone であればスクリーンタイム、Andoroid スマートフォンであればファミリーリンクで、コンテンツ利用を制限することでも、フィルタリングの設定ができます。有害な情報からお子さんを守るため、積極的にフィルタリングを活用していただきたいと思います。また、親子でスマートフォンを共用している場合は、保護者がスマートフォンのフィルタリングを検討してください。
柴田
そうした機能を使うことに加えて、ほかに保護者の方にできることはありますか?
小山
それぞれのご家庭の中で、スマートフォンやタブレット、ゲーム機を利用する時のルールを作ることです。この時大事なのは、保護者の方が一方的に押し付けるのではなく、お子さんと一緒になってしっかりと意見を出し合うことです。
のり
例えば、どのようなルールでしょうか?
小山
例えば、ご飯の時間や寝る前は使わない、ゲームはリビングで1日何時間まで、などとルールを決めて、それを守れない時は、スマートフォンやタブレットを何日間、保護者が預かるなど、お互いが納得するルールを決めて、お互いがそれを守ることが大切です。
柴田
保護者がよい手本になることも大切かもしれませんね。
小山
一度使い始めると、後からのルール作りは難しいので、初めてお子さんが自分のスマートフォンやタブレット、ゲーム機を持つ時がベストのタイミングです。
のり
春の卒業・進学・入学といった、まさに今の時期ですね。
小山
また、年齢が上がるにつれて、お子さんも自分でルールを考えられるようになります。お子さんの成長度合いに応じて、ルールを作り直していくことも大切です。
柴田
子供の安全・安心なインターネット利用についてもっと知りたいという方向けに、参考になるサイトはありますか?
小山
「令和3年 春のあんしんネット」で検索をしてください。本日、紹介したことに加えて、SNSでの誹謗中傷に関する注意事項や、犯罪に巻き込まれないようにするための情報などを掲載しています。是非、ご覧ください。
柴田
最後に、小山さんからお伝えしたいことはありますか?
小山
この春からお子さんが使うスマートフォンやタブレットを購入する際は、購入をきっかけに、是非、ご家庭の中でルールを作って、インターネットの安全で安心な利用を心掛けてください。

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