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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol78(令和3年(2021年)3月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー5

(タイトル:女性)
おうちでたのしく食品ストック

(イントロダクション:女性)

皆さんのご家庭では、災害や緊急時に備えて食品や飲料水の準備はされていますか?大きな災害が発生すると、道路の寸断や流通の混乱などで、お店で食品が手に入りにくくなります。また、電気・水道・ガスなどのライフラインが停止した場合は、日常生活とは違った状況で生活することになります。そんなとき、いつもと変わらない、温かく、栄養バランスのとれた食事があれば、気持ちが落ち着き、力が湧いてきますよね。近年、災害が頻発しているわが国で安心して暮らすためには、食品の家庭備蓄を日常生活の一部として無理なく楽しみながら取り入れていくことが大切です。普段の生活の中で気軽にできる食品備蓄の方法をご紹介していきます。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.なぜ、家庭での食品備蓄が必要なのですか?

A.過去の経験によれば、災害が発生してから実際に災害支援物資が届くまで3日以上かかることがあったり、1週間はスーパーやコンビニなどで食品が手に入りにくくなることがあります。このため、最低3日分、できれば1週間分程度の食品を各ご家庭で備えておくことをおすすめします。

Q.1週間分ですか?家族全員の分で考えると結構な量になりそうですね。どのような食品をどれくらい備蓄しておけばいいのでしょうか?

A.それでは、毎日の生活の中で手軽に取り組んでもらえる食品備蓄のポイントを4つお伝えします。

Q.それは助かります、ぜひ教えて下さい。

A.まず1つ目のポイントは、備蓄の際は、主に災害時に使用する「非常食」だけでなく、日常で使用し、かつ災害時にも使える「日常食品」を、バランスよく備えることです。
非常食は、そのまま食べられたり、水を注ぐだけで食べられる、調理不要なものです。実際に食べてみて、作り方の練習や味の確認をしておくと良いですね。
日常食品は、名前のとおり、普段から皆さんが口にしている食品です。普段よく使うレトルト食品や缶詰、日持ちする野菜などを、常に一定量のストックを残しながら、賞味期限の古いものから消費し、消費したら必ず補充する「ローリングストック」がおすすめです。

Q.非常食だけではなく、普段食べている食品のストックも合わせて災害時の備えと考えるんですね。普段使う食品のストックを少しだけ増やし、災害時に役立つ非常食や水を買い足せば、1週間分程度の備蓄量は確保できそうです。これなら無理なく取り組めますね。

A.そして2つ目のポイントは、栄養バランスを考えて食品を用意するということです。災害時の食事はおにぎりやパンといった炭水化物に栄養が偏ってしまい、体調不良に悩まれる方が多くなったりもします。たんぱく質をとるための魚の缶詰や、カレー等のレトルト食品、ビタミン・ミネラル・食物繊維をとるための梅干し、漬物、野菜、野菜ジュース、乾物なども常備することがおすすめです。備蓄食品を選ぶときは、栄養バランスを考えながら選んでいくといいですね。

Q.主食だけではなく、主菜や副菜、果物やお菓子など、バランスよく備えることが大切ですね。災害の時でも、食べ慣れた味や好きな味を食べられるように、自分や家族の好みの味の食品のストックを増やそうと思います。

A.そうですね。そして3つ目のポイントは、水とカセットコンロなどの熱源が必需品だということです。飲み水や料理などで一人あたりが使用する水は、どれくらい必要だと思いますか?

Q.1日分で1~2リットルぐらいですか?

A.食器を洗ったりする水は別途必要になりますが、だいたい、飲む量で1日1リットル、料理用に1日2リットル必要と言われています。ですから目安として、一人3リットルは必要となりますね。

Q.家族全員分を用意するとなると、かなりの量が必要となりますね。カセットコンロは1台で足りると思いますが、ボンベはどれくらい準備をすれば良いでしょうか?

A.ボンベは1人1週間分で、およそ6本の備蓄が必要と言われています。

Q.ボンベも結構必要なんですね! うっかり忘れがちな水やボンベのような備品も、普段からローリングストック法を積極的に利用したほうがよさそうですね。

A.そうですね。お湯を沸かすことができれば、カップ麺やフリーズドライのスープなど、食べられる食品の幅が広がりますよ。
こうした一般的な備蓄品に加えて、4つ目のポイントとして、食事に特別な配慮が必要な方向けの食品は、さらに多めにストックをするよう心掛けて下さい。

Q.例えば、乳幼児や高齢者の方がいるご家庭ですよね?どのくらいの備蓄が必要でしょうか?

A.乳幼児や高齢者の他、妊産婦、食べる機能が弱くなった方、慢性疾患の方、食物アレルギーの方は、それぞれのニーズに対応した食品が必要になりますが、乳児用ミルク、離乳食、アレルギー対応食などの特殊食品は、災害時には一般的な食品よりもさらに手に入りにくくなることがあります。そのため、少なくとも2週間分を備蓄することが望ましいです。

Q.実際にはどのような食品を備蓄しておくといいでしょうか?

A.例えば、ご高齢の方の中には災害時に食欲が落ちてしまう、という方もいらっしゃいますので、インスタントのおかゆや、味噌汁など、食べ慣れた食品を用意しておくと安心です。おいしいと思えるレトルト食品などを見つけて備えておくことも大切です。
それぞれの家庭に応じて、レトルトの離乳食、介護食品、普段の食事に取り入れている特殊食品などを多めに買い置きして、消費したら買い足すローリングストック法で、備蓄をしておきましょう。

Q.日頃の生活の中で無理なくできる方法が多くて、安心しました。私も早速家族と食品備蓄に取り組んでみようと思います。

A.今回ご紹介した4つのポイントを踏まえて、いざという時でも自分や家族を守り、心のゆとりを持つことができるよう、必要な備えを進めましょう。

(エンディング/女性)
農林水産省のホームページ「家庭備蓄ポータル」では、ガイドブックも公開しています。実際の事例も多数紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
家庭での食品備蓄に関するお問合せは、農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室、電話番号:03-6744-2368までお願いします。

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