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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol78(令和3年(2021年)3月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー3

(タイトル:女性)
世界はもっとひとつになれる
Withコロナでのホストタウンの取組み

(イントロダクション:女性)

2021年に延期となった「年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が間もなく開催されます。みなさんは、「ホストタウン」という活動があることをご存じですか?競技の開催は東京中心ですが、東京大会に参加する国や選手たちとの交流は、全国各地の「ホストタウン」に名乗りをあげた自治体で盛んに行われています。東京大会が近づくにつれ、更に盛り上がりをみせている「ホストタウン」の活動をご紹介します。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.「ホストタウン」とは、どのような取組みなのですか?これまでの選手たちの受け入れとは、何がちがうのでしょうか?

A.ホストタウンは、この東京大会で初めて試みられている取組みです。日本の自治体の住民と、東京大会参加国の選手、関係者が、スポーツ・文化・経済など多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的としています。

Q.大会をきっかけにして世界と各地域との交流を続けていこう、という活動なのですね。

A.はい。自分たちの「街」や「ふるさと」と、東京大会に参加する選手の国や地域が、「ホストタウン」を通して交流することで、大会を超えたつながりを未来へ向けて築いていく。これが「ホストタウン」の目指す姿です。全国各地の「ホストタウン」ではこの交流を通じて、スポーツの推進、共生社会の実現、グローバル化の推進など様々な活動が実施されています。
また、過去の震災時の支援に感謝を伝えたり、特定の目的を掲げて活動するホストタウンもあります。

Q.具体的にはどのような活動があるのでしょうか?

A.例えば、「復興ありがとうホストタウン」があります。こちらは、東日本大震災から復興した姿を見せつつ、これまでの感謝を伝えるために、支援をしてくれた相手国・地域の方々や大会関係者との交流を行う自治体です。
また、「共生社会ホストタウン」というものもあります。
パラリンピアンの受入れを契機に、特色のあるユニバーサルデザインの街づくり及び心のバリアフリーの取組みを実施し、大会以降も共生社会の実現を目指そうという試みです。

Q.東京大会を通じて復興の手助けへの感謝を伝えたり、パラリンピアンとの交流がユニバーサルな街づくりに活かされるのは素晴らしいですね。

A.本当ですね。一例ですが、福島県楢葉町・広野町・川俣町は、3町が連携してアルゼンチンの「復興ありがとうホストタウン」として活動しています。2019年11月には、当時世界ランキング1位であったアルゼンチンのブラインドサッカー代表チームを招へいし、地元住民との交流が行われました。
交流の一環として行われたブラインドサッカー体験会や、日本代表との親善試合の観戦を通して、ブラインドサッカーの難しさや奥深さ、そしてパラアスリートの凄さを多くの方々に知ってもらうことができました。パラスポーツと震災からの復興は、障害を乗り越えるという共通のキーワードがあり、パラアスリートが活躍している姿は、今後の復興を担う若い世代にとって大きな刺激になったのではないでしょうか。

Q.復興に向けて進む勇気をもらえたかもしれないですね。では、「共生社会ホストタウン」にはどんな街がありますか?

A.はい。ラオスのパラ陸上チームを受け入れる三重県伊勢市は、これまでもバリアフリー観光の推進に取り組んできましたが、昨年は遠隔支援カメラシステムを使用し、視覚障害者の散策を遠隔でサポートする新しい観光案内ツールの実証実験を行いました。今後は、視覚障害者が安心して観光を楽しむためのガイドやサポートの方法について、引き続き調査・検討が行われます。東京大会をきっかけに、さらなるユニバーサル化を目指すホストタウンのひとつです。

Q.新型コロナウイルス感染症拡大の影響でホストタウンの活動にも影響がでているのではないですか?

A.そうなんです。大会が延期になり直接の交流はできませんでしたが、このコロナ禍の今だからこそできる交流として、オンラインを活用した交流が各自治体で盛んに行われています。カナダ車いすラグビー代表チームのホストタウンである青森県三沢市では、チームと共同でFacebook、Instagramを立ち上げ、過去の交流や情報を発信しあっていますし、オーストリアのホストタウン、栃木県那須塩原市では、市内小中学生とパラリンピアンが定期的にオンライン交流を行っています。

Q.交流を通じて、パラリンピックや障害に対する関心も高まりそうです。ホストタウンの活動についてもっと詳しく知りたい時はどうすればいいですか?

A.「世界はもっとひとつになれるLight up HOST TOWN Project」というWEBサイトをご覧ください。ホストタウンの検索はもちろん、たくさんの取組みや世界中からのメッセージ動画などが紹介されています。「ホストタウンプロジェクト」で検索してみてください。

(エンディング/女性)

1年延期になった東京大会。コロナの影響はまだ続いていますが、参加選手たちを支え、大会を盛り上げたいというホストタウンの熱い気持ちは変わっていません。本番に向けて発信される様々なメッセージに耳を傾けると共に、東京大会を契機に地元を盛り上げ、よりよい未来を築こうとするホストタウンの活動にも注目してみてください。きっとひと味ちがうオリンピック・パラリンピックが楽しめると思いますよ。

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