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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol76(令和2年(2020年)11月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー2

(タイトル:女性)
裁判員制度~11月は名簿記載通知の発送時期です!~

(イントロダクション)

12年目を迎えた裁判員制度。今年も、翌年の「裁判員候補者名簿」に載った方へ名簿記載通知を発送する時期になりました。しかし、名簿記載通知ってなに?と思う方も多いかも知れません。裁判員はどのようにして選ばれているのかご存じですか?このコーナーでは裁判員制度の仕組みや、実際に裁判員が選ばれるまでの流れなどを、分かりやすくご紹介します。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.「裁判員制度」って、国民の中から選ばれた人が裁判員として裁判に参加する制度ですよね?

A.はい。裁判員制度は、国民が裁判に参加することで、裁判の進め方やその内容に国民の視点、感覚が反映されていくことになるので、より裁判が身近になり、司法への信頼が高まることが期待されて始まりました。裁判員が担当するのは地方裁判所で開かれる刑事事件で、殺人などの国民の関心が高い一定の重大な犯罪に関する裁判に参加することになります。

Q.すべての裁判ではなく、重大な刑事事件が裁判員裁判の対象になるのですね。裁判では裁判員はどんな役割を担うことになるのでしょうか?

A.裁判員の役割は、大きく3つあります。1つめは裁判に立ち会って、証人や被告人の話を聞いたり、検察官・弁護人の説明を聞いたりすることです。2つめは、聞いた話などをもとに、他の裁判員や裁判官と話し合い、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするかを、裁判官と一緒に決めることです。そして3つめが、判決宣告に立ち会うことです。

Q.とても難しいことのようにも聞こえます。法律や裁判について詳しくなくても大丈夫なのですか?

A.法律の知識や事前の勉強は必要ありません。必要な法律の知識は裁判官が丁寧に分かりやすく説明をします。また、裁判官、検察官及び弁護人は、審理のやり取りが易しく分かりやすいものとなるよう工夫していますし、裁判員が、多くの書類を一つ一つ読み込まなければならないということもありません。

Q.しっかりとサポートしてくれるのは、心強いですね。実際に、裁判員はどのように選ばれているのでしょうか?

A.はい、裁判員は20歳以上で選挙権のある方の中から選ばれます。まず、秋ごろに翌年の「裁判員候補者名簿」というものが作成されます。名簿に載った方には、11月頃、「名簿記載通知」と「調査票」が送付されます。名簿記載通知は、「裁判員候補者名簿に名前が載ったので、来年裁判員に選ばれるかもしれませんよ」というお知らせです。「調査票」は、無用に裁判所に足を運ばなくても済むように、辞退の希望の有無やその理由、国の行政機関の幹部職員や自衛官などの法律上裁判員になることができない職業に就いているかなどを予めお尋ねするものです。

Q.名簿記載通知が来てもすぐに裁判所に行く必要はないのですね。では、実際に裁判所に行くのはいつになるんですか?

A.事件ごとに、名簿の中からくじで裁判員候補者が選ばれ、選ばれた方には「選任手続期日のお知らせ」と「質問票」が送られてきます。このお知らせには、裁判の日程やその後の手続きが記載されていますので、その指定された日に裁判員候補者として裁判所に行くことになります。
裁判員をできない事情がある方は、その事情を質問票に記入し返送することで、この段階でも辞退を申し出ることができます。辞退が認められた場合は、裁判所に行く必要はありません。

Q.選任手続期日では、どのようにして裁判員が選ばれるのでしょうか?

A.まず、担当する事件の概要が説明されます。その後、あらためて辞退の希望の有無などについて記入していただいた当日用質問票の内容を踏まえ、裁判長から質問があり、最終的な候補者の中からくじで6人の裁判員が選ばれます。

Q.実際に裁判員に選ばれると、何日くらい裁判所に行かなければならないのですか?

A.多くの事件では5日前後、裁判員として公判に立ち会ったり、評議に参加したりします。

Q.目が見えない、身体が不自由などの理由により、裁判員としての役割が果たせるだろうか?という不安がある方もいると思うのですが?

A.裁判所では、障害をお持ちの方などが裁判員に選ばれた場合にも安心して参加していただけるよう十分な配慮を心がけています。名簿記載通知には音声コードを付したパンフレットを同封しているほか、各地方裁判所において、点字による対応や音声解説付きのDVDなどをご用意しています。
実際の審理の場では、ご本人の状況や要望に応じて、具体的なサポートの方法をご相談させていただきます。疑問に思うことや、困ったことがあった時は遠慮なくサポートを受けて下さい。

(エンディング:女性)

裁判員制度がスタートし、これまで以上に、裁判への関心が高まりました。裁判員制度は様々な立場や考えの方々に参加して頂くことが大切な趣旨のひとつです。安心して参加していただけるよう、十分な配慮を心がけています。裁判所のサポートを必要とされる方は、名簿記載通知に書かれている地方裁判所まで、お知らせください。
また、裁判員制度ウェブサイトでは、制度の概要や、よくあるご質問をQ&Aで詳しくご紹介しています。裁判員制度についてもっと知りたい方は、「裁判員制度」で検索してみて下さい。

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