いま知っておきたい!海のニュース6選(テキスト情報)

シェアする

新聞記事下広告

このページでは、「いま知っておきたい!海のニュース6選」の画像テキスト情報を提供しています。

いま知っておきたい!海のニュース6選

四方を海に囲まれた日本は、海から多大な恵みを受けながら発展してきました。排他的経済水域は、国土面積の約10倍あり、なんと世界で第6位の広さと言われています。海を知ることは、日本をもっと知ること。さあ、広くて深い知的探究心の海へ、あなたも潜ってみませんか。


洋上風力発電施設って何?

海の上に風車を立て、風を受けて電気をつくる「洋上風力発電」が注目されています。一般的に陸上よりも風況(風の状況)が良いことや、道路輸送より制約が小さい船舶輸送によって、設備建設のための部材が運びやすいことなど、いくつもの利点があるのです。洋上風力発電には、風車の基礎を海底に固定する「着床式」と、海上に風車を浮かべる「浮体式」の2種類があります。政府は洋上風力発電をさらに増やすために取り組んでいます。もっと詳しい情報は「資源エネルギー庁「もっと知りたい!エネルギー基本計画③ 再生可能エネルギー(3)高い経済性が期待される風力発電」」。

知ってる?海のシゴト

貿易や国内輸送など私たちの暮らしにとって「海」や「船」はなくてはならない存在です。では、「海」や「船」を支えるための「海のシゴト」にはどんなものがあり、どのような人たちが働いているか知っていますか。「海のシゴト」には、世界と日本の物流を支える社会インフラである「海運業」、世界一大きな工業製品である船を作る「造船産業」だけではなく、海と船の安全・安心な運航を支えている人たちなど多くの種類があり、男性だけでなく多くの女性も活躍しているんです。もっと詳しい情報は「海ココ SEA-GOTO」。

広くて深い海をどうやって探査する?

海の大部分を占める深海は、まだ分からないことも多い世界です。その調査で活躍する探査機には大きく3種類あります。一つ目は、有人潜水調査船(HOV)で、人が乗りこんで深海へと潜って調査する乗り物です。潜水船の窓を通じて自分の目で直接深海を見られる点が最大の強みです。二つ目は、遠隔操作型無人探査機(ROV)で、長いケーブルで船とつながれているロボットで、船上のパイロットがカメラを通じて深海の様子を確認しながら操縦します。海底での重作業が得意です。三つ目の自律型無人探査機(AUV)は、電池を内蔵し、あらかじめプログラミングされた計画に従って自力で航行するロボットです。ケーブルがないので広い範囲を調査できます。それぞれの探査機が互いの得意を活かし、不得意を補いながら深海を調査しています。もっと詳しい情報は「JAMSTECパーク」。

海の物流が地球を救う?

食料品の多くを海外から輸入している日本。貿易量の99.6%を海上輸送に依存していますが、国内輸送の約40%も船が占めているのです。実は、船はCO2の排出量がトラックの1/6と少なく、地球環境に優しいエコな輸送方法だと知っていましたか。トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい船や鉄道の利用へと転換する「モーダルシフト」により、環境負荷低減のみならず、トラックドライバー不足の解消にも対応できるなど、物流効率化の様々な面から効果が期待されています。もっと詳しい情報は「国土交通省「モーダルシフトとは」

日本の国境として重要な役割を担う島?

日本には、周囲が100m以上ある島だけでも約1万4千島あり、小さなものまで入れると、なんと10万以上もあると言われています。これらの中には、日本の管轄海域の根拠となる国境離島が含まれています。「特定有人国境離島地域」に指定された15地域71島を知っていますか?日本の国境として重要な役割を担いながらも、昔と比べ人口が大きく減少し、地域社会を維持するために環境を整えることが特に必要とされています。これらの島々について、受け継がれてきた独自の文化や風習、壮大な原風景、豊かな食文化等、個性や魅力を学んでみましょう。もっと詳しい情報は「日本の国境に行こう!!」。

次世代船舶でカーボンニュートラル?

世界的に地球温暖化対策への関心が高まるなか、日本では2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。貿易量の99.6%を海上輸送に依存する日本においては、海上輸送についてもカーボンニュートラルに向けた取組の実施が求められています。世界有数の海運・造船大国として、海上貿易や海事産業の持続的な発展を図りつつ2050年カーボンニュートラルを実現するため、水素やアンモニアを燃料とするゼロエミッション船等の次世代船舶の普及を目指しています。もっと詳しい情報は「国土交通省「グリーンイノベーション基金事業「次世代船舶の開発」プロジェクト」」。

「海しる自由研究コンテスト」開催中!

海洋状況表示システム「海しる」で更に海のヒミツを解き明かし、「海しる自由研究コンテスト」にその成果を応募しよう!

リンク・著作権等について
このコンテンツは役に立ちましたか?
このコンテンツは分かりやすかったですか?
このコンテンツで取り上げたテーマについて関心が深まりましたか?

ご意見・ご感想

関連サイト

  • 世論調査別ウインドウで開きます
  • 首相官邸別ウインドウで開きます

外部のウェブサイトに移動しますが、よろしいですか。
よろしければ以下をクリックしてください。

ご注意
  • リンク先のウェブサイトは、内閣府政府広報室のサイトではありません。
  • この告知で掲載しているウェブサイトのURLについては、2023年11月21日時点のものです。
  • ウェブサイトのURLについては廃止や変更されることがあります。最新のURLについては、ご自身でご確認ください。
Top