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Highlighting JAPAN

日・サウジアラビア首脳会談

平成29年3月13日、安倍総理は、サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国国王と首脳会談を行いました。

安倍総理とサルマン国王は、「日・サウジ・ビジョン2030」の策定を歓迎しました。安倍総理は、両国の改革戦略が有機的に結ばれ、経済社会の多様性、革新性、ソフトバリューを高めることは有意義であり、これを羅針盤として31件の先行プロジェクトを含む野心的な協力を着実に実施したい旨、また、サウジアラビアの経済改革のモデルを示す経済特区設立構想に日本としても貢献したい旨述べました。これに関連して、安倍総理からサルマン国王に対し、こうした両国関係の深化を担う在留邦人の安全確保を求めました。またエネルギー分野での協力について意見交換を行い、同国王からは日本へのエネルギー安定供給にコミットするとの発言がありました。さらに安倍総理とサルマン国王は、貿易・投資関係の一層の強化に資する投資協定発効を歓迎しました。安倍総理が日本産食品輸入規制の早期撤廃を求めたのに対し、サルマン国王からは、日本産食品の輸入規制について、引き続き両国の利益になるように専門家レベルで検討したいとの発言がありました。

政治・安全保障分野の協力等については、安倍総理から、政治・安保分野で連携を強化したく、外務次官級協議を早期に実施したい、昨年9月に副皇太子と防衛大臣で署名された覚書を基に防衛協力を進めたい旨述べました。また、多面的な取組でテロと対峙するサウジの努力を評価しており、中東では「中庸が最善」と確信している旨述べ、日本として、人道支援等の非軍事分野で貢献していく旨を伝えました。

東日本大震災六周年追悼式

平成29年3月11日、文仁親王同妃両殿下御臨席の下、安倍総理は、都内で行われた「東日本大震災六周年追悼式」に参列しました。

総理は、黙祷に続いて、式辞を述べました。

その後、文仁親王殿下からおことばを賜り、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官による追悼の辞、御遺族代表のことばに続いて、参列者による献花が行われました。