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総理動向(仮訳)

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安倍総理はオマーン国、コートジボワール共和国、モザンビーク共和国、エチオピア連邦民主共和国を訪問しました


安倍総理は,「地球儀を俯瞰する外交」の一環として,1月10日(金)から14日(火)まで,オマーンに引き続きコートジボワール,モザンビーク及びエチオピアを訪問しました。 なお,今次アフリカ訪問は,我が国総理の本格的なアフリカ歴訪としては8年振りであり,また昨年6月の第五回アフリカ開発会議(TICADV)の際に安倍総理が表明した,早期のアフリカ訪問の約束を果たすものとなりました。
アフリカ全体へのメッセージとして,安倍総理は,アフリカ連合(AU)本部において『「一人,ひとり」を強くする日本のアフリカ外交』と題する政策スピーチを実施しました。人材を大切にし,ボトムアップの創意工夫を大切にする日本の支援や日本企業の組織文化こそがアフリカに必要であると説き,アフリカが真のパートナーとして選ぶべきは日本であることを訴えました。加えて,日本のアフリカ外交の焦点を,若者と女性のエンパワーメントに当てる旨表明しました。
「アフリカは今や、資源がもつ潜在力、経済の成長力で、世界の希望をになう大陸となりました。この希望に永続する力を与えるには、アフリカの人々一人、ひとりが、自分たちの能力に自信を持ち、未来を築く努力を重ねていくことが、大切なのだろうと思います。
そのため、日本と、日本企業には、お役にたてる力があるということを、本日は、申し上げました。私自身、アフリカの輝かしい未来に向けた努力を力強く支援するため、必要なら何度でも、アフリカを訪れたいと思っています。ご清聴ありがとうございました。」

○1/23 スイス・ダボス会議
安倍総理はダボス会議に出席しました

平成26年1月22日、安倍総理は世界経済フォーラム(WEF)年次会議(ダボス会議)に出席し、日本の総理大臣として初めてオープニング・セッションで基調講演を行いました。
「大胆な金融政策という、第一の矢、機動的な財政政策という、第二の矢、そして民間投資を喚起し続ける、終わりのない第三の矢。
日本経済は、長く続いたデフレから、脱け出ようとしています。今年は、春に賃上げがあるでしょう。久方ぶりの賃金上昇で、消費が伸びます。
日本の財政状況も、着実に改善し、財政健全化の軌道に乗りつつあります。
日本とは、黄昏の国である。――そんな、論調がありました。成熟の極みにある国に、成長の可能性などない。さも当然のように、そうした主張がなされていました。私が今回総理となる前の情景です。
いまは、さっぱり聞かれません。成長率は、マイナスから、プラスへと、大きく変化しました。オリンピック・パラリンピックが、あと6年で東京に来ることも、人々の心を明るくしました。日本に来たのは、黄昏ではなかった。新しい、夜明けでした。
昨年終盤、大改革を、いくつか決定しました。できるはずがない――。そういう固定観念を、打ち破りました。
既得権益の岩盤を打ち破る、ドリルの刃になるのだと、私は言ってきました。
春先には、国家戦略特区が動き出します。
向こう2年間、そこでは、いかなる既得権益といえども、私の「ドリル」から、無傷ではいられません。」

○1/25-27 インド訪問
安倍総理大臣は、インドのシン首相と首脳会談を行いました

1月25日、インドを訪問中の安倍総理大臣は、インドのシン首相と首脳会談を行いました。
会談終了後、両首脳は「日インド戦略的グローバル・パートナーシップの強化」と題する共同声明に署名しました。
会談では、安倍総理より、アジア太平洋地域の海洋の自由と法の支配を守ることの重要性を指摘したのに対し、シン首相より、インド海軍と海上自衛隊の共同訓練、印米共同訓練への日本の参加、国防大臣の年内訪日など大臣レベルの交流も促進されるなど日印の防衛協力が強化されていることを歓迎する旨の発言がありました。


Photographs and text courtesy of the Ministry of Foreign Affairs of Japan and the Cabinet Public Relations Office of the Government of Japan.
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