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私の復興便り(仮訳)

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2011年3月11日の東日本大震災以来、特別な場面ではない日常の姿を、被災地に暮らす方々や、ボランティアの方々などのカメラは、日々記録し続けています。そうした写真の心を皆で共有し、いつも日本中が被災地と共にありたい――という思いから、内閣広報室では、昨年9月、官邸ホームページに「私の復興便り」コーナーを開設しました。

以来、「私の復興便り」に被災地から投稿いただいた写真・メッセージは、500点を超えました。今も連日、官邸には新しい便りが届き、掲載の更新は続いております。その中から、いくつかの便りをご紹介いたします。


「復興便り」は、この1枚から始まりました。
【2011年7月8日 宮城県東松島市】

簡易給食に、やっと汁物が出ました。
やったー!おいしいね。あったかいね。
(大曲小学校 より)

福島、新しいいのち
【2011年10月15日 福島県平田村】

震災の年に生まれた赤ちゃんです。ご両親とも教員なので、避難せずにこの地で頑張っています。
まだ小さい赤ちゃんを抱え、気を遣うことの方が多い日常生活ですが、赤ちゃんは愛情をたっぷりうけ、すくすくと大きくなっています。
(R.S より)

色んな事、あったけど。
【2011年9月10日 宮城県仙台市】

名取市閖上の自宅が被災し、辛い思いばかりでしたが、9月に最愛のパートナーと無事結婚式を挙げることができ、これからの大切な大切な私の居場所ができました。笑顔に満ちた明るい家庭を築いていきたいです。
(K.T より)

もう一度、海へ―
【2011年11月12日 岩手県釜石市】

壊れたままになった堤防が残る箱崎漁港で、新造された「第七箱崎丸」の進水式が行われました。進水式とは、船を初めて水に触れさせる儀式で、船が完成したお祝いでもあります。「進水式にはボランティアさんもぜひ来てくださいね。」私たちもお招きをいただき、住民のみなさんと一緒に参加。船には色鮮やかな大漁旗がはためいていました。
(遠野まごころネット より)

たくさんの花を咲かそう
【2011年12月20日 岩手県陸前高田市】

陸前高田に笑顔の花畑を!!
全国から集まった「けっぱれ東北・ボランティアメンバー」が活動!
住宅が津波で流されてしまった跡地で、ビオラの虹の花が参加者と一緒に青空に繋がっています。
(岩手県北観光 今井仁 より)

そしてもうすぐ、あの日から1年―――
【2012年2月13日 岩手県宮古市】

仮設住宅の談話室に設置した7段ひな人形。
盛岡市民の方から盛岡市社会福祉協議会を通じて寄贈して頂きました。住民のお母さん方が「これはここ、これはこっち」と、雛人形の飾り付けをしてくれました。
「やっぱりいいね~」とみなさん。これから毎日でも見に来て下さいね。
(宮古生活復興支援センター より)

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