流域治水
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豪雨や台風などにより、人命や社会経済へ甚大な被害をもたらす水害。近年の気候変動による降水量の増加も、その被害を大きくする一因となっています。今後も増えていくであろう降水量を考慮し、河川流域に関わるあらゆるかたが力を合わせて水害の軽減に取り組む「流域治水」対策を加速させています。
取材に訪れた奈良県に流れる大和川は、川幅が狭い「狭窄部」があることによって、洪水時の水位が上がりやすい地形となっており、平成29年(2017年)には大雨による浸水被害がありました。その後、大和川流域では、洪水時に一時的に流域内の雨水を貯留する施設や遊水地の整備、田んぼをダムとして活用するなど、多層的な水害対策を推進しています。
番組では、水害対策の最前線「流域治水」を詳しくご紹介します。